「エネルギー・環境に関する選択肢」という文書が国家戦略室のHPにアップされています。

こちら

要は、福島第一原子力発電所の事故を受けて、今後のエネルギー政策をどうすべきか考えましょう、原発はどうしたらいいでしょう、というものです。詳細はリンクをご覧ください、というのも何なので、ざっくりと説明します。

①ゼロシナリオ:2030 年までのなるべく早期に原発比率をゼロとする

②15シナリオ:原発依存度を着実に下げ2030 年に15%程度としつつ、化石燃料依存度の低減、CO2 削 減の要請を円滑に実現する

③20~25シナリオ:緩やかに原発依存度を低減しながら、一定程度維持し2030 年の原発比率を20~25% 程度とする

それぞれのシナリオについて、(1)原子力の安全確保、(2)エネ ルギー安全保障の強化、(3)地球温暖化問題解決の貢献、(4)コストの抑制と空洞化防止といった4つの視点について考証しています。P14あたりが一番見やすいかと。

そして、7月はこの問題についての国民的議論月間です(上記リンクの16P参照)。 みなさん、ご存知でしたか?正直、私は同職がMLに転載したのを見て初めて知りました。「国民的議論」という割には、ずいぶんと周知が足りないような気がしますが・・・。

これについて、今月いっぱいまでパブリックコメントが募集されています。

こちらからどうぞ。

あと、エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会というものも全国11か所で開催されます。すでに3か所については受付終了していますが。

こちらからどうぞ。

今後のエネルギー政策、というか、原発の今後については、いろいろな考えがあるでしょう。ただ、何も意思表示をせずにいるのが一番の大罪かと思います。

是非皆様には、賛成でも反対でも、上記の3シナリオ以外の考えでも構いません。

意思表示をしましょう!