さて・・・あけましておめでとうございます(遅)
スイマセン、気が付いたら1月終わってました。月一更新くらいはしないとねぇ・・・。
ということで、先日やっと終わりましたのが、後見制度支援信託のための成年後見人。
後見制度支援信託とは、成年後見人が管理する財産の一部を信託銀行に信託する、という手続きです。
専ら親族の方が成年後見人になっている場合に行われます。
手続きとしては、
すでに親族後見が始まっている被後見人に専門家後見人を追加で選任
→専門家後見人にて財産調査、必要性があれば後見制度支援信託契約を締結
→信託手続終了後、親族後見人に財産引渡し
→専門家後見人は辞任、その後は親族後見人が信託されていない財産を管理する
という流れです。
なお、一度信託された財産は裁判所の関与する一定の手続きを経ないと引き出すことができません。
今回は、親族後見人の方も非常に協力的でしたので、特に問題なく手続きを進めることができました。
しかし、後見制度支援信託を取り扱う窓口は限られているのが、特に地方では難点ですね。